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2023年05月09日

竹切応援に行ってきた!

ナカダイもちょっとはSDG’s意識してるぞ!ってことで、房の駅農場の竹切応援に行ってきました。

小川屋味噌店で製造している「竹切物語」の原料の若竹の収穫からカット、蒸し、水漬けまでの工程をお手伝いです。

しかも、今回はお得意先様である信濃屋食品様にもご参加いただきました。

食品事業部 | 事業案内 | 株式会社 信濃屋食品 (shinanoya.co.jp)

日本の食を真剣に考えている方々で、ナカダイとしても多大な影響を受けてます。

3つのブランド戦略の一つ「何気ない特別を日常に」が生まれたきっかけは、同社との商談が始まりです。

 

ではさっそく、若竹の収穫から

集合場所の山小川から車で15分ほど移動。

「あれ?ここ公園?」ってとこの脇にある竹林に行ったけど、若竹がない・・・。

ポイント変更です。なんだか釣りみたい。

今度は、明らかに急勾配の竹林へ。

油断すると転ぶという緊張感。

日頃の運動不足から足腰がキツイ。

「あった!」

 

竹林の中から狙いの長さ100㎝~120㎝の若竹を発見。

根元からノコギリでカットして、タケノコGetだぜ!

さらに、森師匠から「この竹を揺すれば取れますよ!」とアドバイス。

調子にのってブンブンやったら、途中からポキッて!!!

下にいる面々は大騒ぎ。

上から折れた竹がふってくるんです。

傾斜で竹が転がってくるんです。

慌てたまこちゃんが転んだらしい・・・。

そんなこんなで、40本~50本くらいは若竹を収穫。

一旦、山小川に戻ります。

 

次はたけのこのカットです

蒸すときに使用するカゴにちょうど入る、横の長さ30㎝~40㎝にノコギリで三等分します。

三等分にカットしたたけのこをさらに、包丁で縦に四分割します。

内側の節の部分も落とします。

 

 

一番穂先側のたけのこが一番奥のカゴへ、二番目、三番目もそれぞれのカゴへ入れます。

蒸す時間や回数がたけのこの固さで変わるので、ここで選別します。

 

カットしたたけのこを蒸し器へ

カゴにたっぷり入ったたけのこを4段に重ね、60分ほど蒸し上げます。

穂先以外の二番目、三番目のカゴは2回蒸します。

こうすることで、たけのこの固さをなくします。

 

蒸し器から出たたけのこの皮むきとカット

たけのこの表面についている皮を剥いて、やわらかい部分だけ集めます。

このやわらかさについては、森師匠に何度もダメ出しされました。

なんでも小川屋味噌店の工場長いしわんが、固いのを送るとうるさいらしい・・・。

皮むきも節の一番上のとこを何度か取り忘れちゃって怒られちゃったな。

 

チロシンが出ないように水漬け

チロシンとはアミノ酸の一種で、たけのこの表面に付着する白いかすのことです。

食べても問題ないのですが、商品として見た目が良くないので塩漬けの前にしっかりと水漬けします。

このあと、小川屋味噌店で塩漬けを行い1か月ほど乳酸発酵を促した後に、脱塩して調味します。

 

ここで一旦休憩!

山小川で収穫した葉付き絶世のいちご美女と竹林整備でとったたけのこの炊き込みご飯、メンマ、竹炭カレーのたけのこ3点盛り!

縦割りした竹筒が茶碗代りです。

 

自然に囲まれた空気のうまさと心地よい疲れと、SDG’sに貢献したという満足感からか、とにかく旨かった!

今回ナカダイでは、水漬けの手前までお手伝いしました。

あらためて、製造する人達の大変さ、ありがたさを感じることが出来ました。

収穫したたけのこは、7月の七夕ごろに製品化される予定です。

供給量に限りのある商品ではありますが、房の駅農場や小川屋味噌店、やますなどグループの多くの仲間たちが携わって出来た商品ですので、自信をもっておすすめします。

ご興味を持っていただけたなら弊社営業までぜひお声掛けください!