落花生へのこだわり
ナカダイは千葉県にある会社です。
「千葉といえば落花生」
国内産落花生シェアの約8割を占め、畑で自然乾燥させた商品は風味がよく、全国的に親しまれています。
ナカダイが取扱う落花生は『八街産落花生』です。
『八街』は『やちまた』と読みます。
『八街産落花生』とは、八街市およびその周辺地域産の落花生を指し、地域ブランドの保護・育成を図り、平成19年4月13日付で地域ブランド商標として特許庁に認定されました。
市場に出回っている『千葉県産落花生』や『千葉産落花生』とは一線を画するブランドです。
現在千葉県で栽培されている落花生は主に5つの品種で成り立ってます。
まずは全体の生産量の65.6%を占める、『千葉半立』から説明します。
昭和27年千葉県農業試験場にて在来品種から選抜し、育成された品種。他の品種に比べるとやや小ぶりではあるものの、歯触りが良く風味とコクに優れています。落花生の王様と呼ばれる千葉県の最高級品種です。
次に、全体の生産量の25.9%を占める、『中手豊(ナカテユタカ)』。
『関東8号』と『334A』を交配し昭和54年に誕生した品種。実は大きめで光沢があり、あっさりとした甘みが特徴です。
また、全体の生産量の3.4%を占める、『郷の香(サトノカ)』。
『ナカテユタカ』と『八系192』を交配して育成された品種。さっぱりとした甘みでやわらかく、ゆで落花生に適した品種です。
全体の生産量の5.1%の一部を占める『おおまさり』。
『ナカテユタカ』と『ジェンキンス』を交配し平成19年に誕生した品種。重さが従来品種の約2倍という大きな落花生です。『郷の香』同様、ゆで落花生に適しています。大きくやわらかな食感と強い甘みがあり、インパクトのある味わいを楽しめます。
最後に、平成29年に登場した新品種『Qなっつ』。
約20年という月日を費やし、『郷の香』と『関東96号』を交配して育成された品種。乾燥や病気に強く、際立つ甘みがありながら、あっさりとした味が特徴で煎り豆に適してます。品種名は、平成29年秋に公募され応募総数6330通の中から選ばれました。アルファベットの「P」の次である「Q」を取り、これまでのピーナッツを超える味にという想いが込められてます。
それぞれの品種に個性があります。
産地の違い、品種の違い、食べ方の違いによって、そのおいしさは変わります。
千葉の会社だから知っている、千葉の会社だから取り扱っている、そんな商品を御社でも取り扱ってみませんか。